日本空手協会静岡県選手権大会
藤枝の県武道館にて、第57回日本空手協会静岡県選手権大会が開催された。
この大会は、東海地区大会、全国大会への出場を賭けて戦う大事な大会である。
午前は形、午後は組手である。
予選の形は、6種類の中で指定された形を行う。20~29挙動の短い基本の形であり、あっと言う間に終わってしまう。
ベスト8に入ると、得意形と言って、自分の好きな形を披露し、7人の審判によって順位が確定する。
組手も一本勝負であり、試合時間は1分30秒、これまたアッと言う間である。
空手は、元々、一撃必殺の武道。
一発当たれば終わる勝負の探求であるが故、試合時間も短く設定されている。
選手は勿論、審判も真剣勝負である。
特に組手は、一瞬の出来事である、最近は携帯でも簡単にビデオ撮影ができるので、記録にバッチリ残ってしまうので、審判も一瞬たりとも気を抜くことができない。
審判は続けて、何試合もジャッジするので、ハッキリ言って選手より審判の方が大変である。
さて、今日、以前丸山歯科医院に勤務してくれていた川野先生(川野歯科道原診療所院長)が審判デビュー。
昨年、弐段の昇段審査に合格したので、私が、勝手に審判エントリーしてしまった。
しかし、審判をすると空手が客観視でき、勉強になるので、良い稽古になったと思う。
我が大井川道場から、東海地区大会に5人、全国大会に4人が出場することになった。
見事な成績じゃないだろうか。
全国大会は仙台である。
勝ったら牛タン!を合言葉にガンバレ!
いつものことであるが、審判で大声を出し過ぎて、試合後は2~3日、森進一になってしまう。