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2014年1月20日 (月)

慢心からの、どないやねん

今朝は寝坊してしまい朝ランができず、昼休みも友人からの電話があったりで昼ランもできず、ようやく夜9時20分、自由時間が来た。

夜ランである。

 

いつものコース。

港湾道路を上り、ネスレ前までの往復10キロ。

1キロ8分ペースの筋肉ほぐしのゆっくりジョグ。

 

このコースは、今までに一番多く走っている定番中に定番のコース。

距離、道の傾斜、障害物から段差まで、かなり細かい情報まで頭に入っている。

それだけに、暗い夜道でも、道を気にせず、下を見なくても走る自信のあるコースである。

 

そんな訳で、夜ランはこのコースを走ることが多い。

 

さて、ゆっくりジョグの時は、テーマを決めて走ることにしている。

今日のテーマは、明後日に控えた院長所信表明演説&院長基調講演の内容の再考である。

25分ずつ計50分の講演を予定している。

 

5キロでUターンし、港湾道路に出て600メートル程来た所だった。

側溝の蓋の上を、心地良く走っていた。

暫く行くと、側溝の蓋が所々無い場所があるので、そろそろ側溝の蓋の上から道側にコース変更しなければならない所だ。

頭の中は、所信表明演説の内容を再考していた。

 

そんな時、前方から大きなトラックが向かって来た。

そこそこのスピードである。

 

反射光のタスキをしているので、大概の車は200メートル程前から減速し、中央側に膨らんで走行してくれるのだが、このトラックは減速の度合いが少なくコース変更もする気配がない。

 

トラックのライトが目に入った。

眩しい!

危険を感じ、反射的に体が右側に寄った。

 

更に眩しくなって来た。

 

次の瞬間、目線が猫になった。

 

何が起きたのか分からなかった。

時間差で、両足に痛みが走った。

 

次の瞬間、私の左側を、そのトラックが通り過ぎた。

 

知り尽くしていた筈のこのコース、想定外の事態に対応出来なかった。

緊急時対応がなってなかった。

慢心があった。

 

猫の視線のまま、動けない。

体半分が側溝にはまっている状態で、私の左側を車が数台通過した。

 

バラエティ番組の芸人ならば、オイシイ見せ場となるだろうが、誰も見ていない暗い夜道。

どないやねん。

 

自宅まで、4.4キロ。

足を引きずりながら、ゆっくり前進。

1キロ程歩いたら、痛みが引いて来たので、1キロ9分のスピードで走り出したが、左の太ももが結構痛い。

踏み出す度に、ズキッとする。

そのまま、ゆっくり帰宅。

 

ズボンを脱ぐと、右足から出血があったが、右側は別に痛くはない。

外見が何ともない、左の太ももは触るだけで、痛い。

P1040301

 

 

 

 

 

 

 

今週日曜日の藤枝駅伝までには治るか心配である。

絶対大丈夫、目をつぶってでも・・・・・くらい知り尽くしている自信があったコースだけに実にショックであった。

 

世の中、何があるか分からない。

まさか!があることを、身をもって体験できた。

 

神様、大変勉強になりました。