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2013年11月10日 (日)

第41回日本空手協会静岡県中部地区空手道選手権大会

県武道館にて第41回日本空手協会静岡県中部地区空手道選手権大会が開催された。

我が大井川支部(恵空館道場)より28名の選手が出場した。

強化練習も行い、この日を迎えた。

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朝7時40分、父兄の方が私の自宅まで車で迎えに来てくれた。

そのまま師範宅に行き、師範とともに県武道館へ。

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予定通り朝8時に県武道館に到着。

生徒は師範が到着する10分前に集合。

師範より遅く来たら、出場させないぞと昨日、言っておいた。

武道の基本の原則である。

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さすがに皆、緊張からか顔がこわばっている。

しかし、緊張は人間として生きている証であり、皆同じである。

緊張感の中で結果を出す、今日は、その肝試しである。

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入念に準備体操を行い、開会式。

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3コートで約300人の試合を行う。

スケジュールはキチキチである。

私は、第3コートのコート長を仰せつかった。

全責任を取らなければならない重い立場になった。

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朝9時から30分の昼休みを挟み、午後5時30分まで正味みっちり8時間、審判詰めの一日を過ごした。

はっきり言って、フルマラソンの完走より疲れた。

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私は、”常に全力で” をモットーに張り切って、審判業務をこなしていたつもりであったが、

途中で、大会審判長より呼び出され、第3コートのジャッジのジェスチャーと反応が悪い、コート長の責任だ、とお叱りを受けてしまった。

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審判員を召集し、気合いを入れなおした。

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選手も真剣、審判も真剣である。

常日頃、生徒には 「誰よりも大きな声を出せ!」 と指導しているので、その私が小さい声では示しがつかない。

という訳で、今日は、全審判員の中で、一番大きな声を出す事を心掛けた。

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小学生も、ガッツ溢れる試合を繰り広げてくれた。

寸止めとは言え、両者がつっこんで来るので、出会い頭にコンタクトするのはある程度避けられない。

当然、寸止めルールなので、反則にはなるが、殴られても殴られても、怯まず突進していく選手もいれば、泣いてしまう選手もいた。

大会全体では、残念ながら、病院搬送の怪我人が2名ほど出てしまった。

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審判として厳しいジャッジ、そして指導員として、しっかりとコントロールされた突き・蹴りを出させる指導をしていく重要性が再確認できた。

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閉会式後、恒例の記念写真撮影と、師範の講評と訓示。

今大会は17個のメダル(3位以内)を獲得した。

予想以上の成果に、師範も我々指導員も大満足の大会となった。

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これからは、大人の時間である。

師範と指導員とで、午後10時まで、子供の指導方針について、日本空手協会の空手について、また恵空館道場の基本方針について、熱い話し合いが繰り広げられた。

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今日は、久しぶりに私も、いろいろな意味で熱くなりました。