インプラント研修会
品川駅を降りると、イーストタワービルがそびえ立つ。
その10階に、ノーベルバイオケアジャパンの研修室がある。
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今日は、浅井先生、政井先生、時森先生と4人で、研修会に行って来た。
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研修室ラウンジの窓からは、品川駅の路線が一望でき、鉄道ファンのにはたまらない絶景である。
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.こんな一等地で、ラウンジ、大研修室などを備え、ざっと見た感じ80坪はありそうである。
素朴な疑問である。
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研修室も満員御礼。
我々4人を申し込んだ時点で、定員50名を越しているということで一時は断られたが、ゴリ押しをして入れてもらった。
増席されて、研修室一杯に机と椅子が配置され、ギリギリの80名が詰め込まれ、研修会が開催された。
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演題は「インプラント臨床におけるリスクマネージメント&トラブル対応」
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外科(東京歯科大学水道橋病院口腔インプラント科 臨床講師)
補綴(大阪大学大学歯学部顎口腔機能再建学講座 教授)
歯周病(明海大学歯学部 歯学科 口腔生物再生医工学講座 歯周病学分野 准教授)
という3人のスペシャリストが講師を務めるとあり、全国から歯科医師が集まった。
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当歯科医院でも、インプラントを行っているが、人間という生体が相手である。
現在の所、生存率は96%とも98%とも言われている。
100%の医療は存在しないので、予期せぬ事が起こることがある。
自然界では当然ありうる事象ではあるものの、少しでもそのパーセンテージを減らし、出来る限り100%に近づける努力はするべきである。
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いわゆる教科書や論文には書いてあるものの、少々疑問に感じていることが幾つかあったので、それが解決できればと思い、今日は参加した。
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途中で3回程、質問コーナーがあったので、3回とも手を挙げて、質問させてもらった。
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時間の関係で、一部、煙に巻かれた様な感じもあり、不完全燃焼であった。
ヘビ年の、しつこい私は、昼休みに休憩している講師を見つけて、さっきの質問であるが納得できなかったので教えて下さいと質問攻めをさせてもらった。
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貴重な昼休みにも関わらず、15分程であったが、納得いくまで説明してくれた。
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ずうずうしいとは思ったが、私にとっては、目の前に居る患者さんの為に必死である。
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改めて、インプラント治療の奥深さを学んだ。
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虫歯治療一つとっても、全てが奥が深く難しい。
簡単な治療は何一つないのだ。
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日々勉強!
今更ながら、この言葉の重みを感じた一日となった。