戸塚先生、IPCS学会にて学会デビュー
午後5時30分過ぎ、審判としての役目を終え、県武道館をあとにした。
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外は雨、傘を差し、藤枝駅までダッシュ。
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急いで行きたい所があったからだ。
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向かった先は、IPソリューション三共歯科。
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今日は午後2時からIPCSという小学会が開催されていたのだ。
そこで、戸塚悠先生のデビュー戦があった。
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昨晩も深夜1時過ぎまで、最終調整をして臨んだデビュー戦である。
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弟子のデビュー戦なので参加したかったが、空手の試合と重なり発表は聴けなかったが、発表後の懇親会には参加しようと急いで向かったのだ。
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発表の演題は、「根尖病巣を有する閉鎖根管に対して非外科的歯内療法(再根管治療)により不完全治癒した一例」
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学会は、自分の行った治療を発表して、その治療に対し多くの方々から貴重な意見を頂ける貴重な機会である。
いわゆる学術的な戦い(決闘)でもある。
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学術大会であるので、科学的な裏付けのある話でなければならない。
ボコボコに叩きのめされることもあれば、賞賛されることもある。
いろいろなご意見を頂戴し、歯科医師として成長できる絶好の機会でもある。
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多くの質問、意見が出たようで、大変勉強になったようだ。
ボスである私がその場にいなかったので、厳しい意見が出され、返答に窮したら、まず、望月先生にアイコンタクトをしろ。もし、戸塚先生からアイコンタクトがあれば、丸山歯科の先輩歯科医師として助け船を即座に出すよう望月先生には昨晩、指示を出しておいた。望月先生でも答えられないような厳しいツッコミであれば、最後は澤先生にアイコンタクトをするようにと言っておいた。事前に澤先生には、その時はお願いしますと頼んでおいた。
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それが心配であった。
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かなり厳しいツッコミ、質問が多く出されたらしいが、全て戸塚先生が一人で受け答えしたという事を聞いて、ホッとするのと同時に、こいつ成長したな~と、上司として、部下の成長を嬉しく思った。
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懇親会では、今日の発表者の中で一番頑張った人に送られるというIPCS賞を戸塚悠がもらった。
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澤裕一郎先生から、金一封を頂く、戸塚先生。
お礼の言葉の後は、先輩から高級ワインを連続で注がれ、嬉しい祝福を受けていた。
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戸塚先生、お疲れさんでした。
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30キロ以上減量したというだけあって、最初は誰か分からなかった。
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肥後先生からも、院長ブログを見てますよ、と言われ、ちょっと嬉しい気持ちになった。
肥後先生は現在、東京清瀬市で、清瀬デンタルクリニックを開業しているということを聞いた。
久しぶりの再会で、昔の話に花が咲いた。