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2012年7月25日 (水)

丸山塾

毎月最終水曜日8時からは丸山塾の日だ。

今日は、ホワイトニングについて熱く議論した。

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まずは、1人10分の持ち時間で、ここ1カ月で自分が勉強したホワイトニングについてプレゼンを行った。

10分と言うと短く感じるかもしれないが、意外と長い。

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その後は、フリーディスカッション。

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当歯科医院でも最近ホワイトニングを希望する患者さんが急に増えてきたため、戸塚先生が選んだテーマである。

ホワイトニングと聞くと、一般の方は、歯に薬を塗って漂白するだけだろ!と思うかもしれないが、

そんなに単純なものではないのだ。

歯も一本一本白さが違うし、被せ物や充填物があったり、縞々があったり、千差万別である。

これがまた、非常に奥が深い。

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著名な先生の本を購入し、また雑誌に掲載されたホワイトニング関連の資料も十分に吟味し、さらに今まで丸山歯科医院で行ったホワイトニング患者の臨床成績を加味し、いろいろと議論をした。

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今回の勉強会を通じ、今まで見えていなかったことが見えてきた。

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一番難しいのは、患者さんが思い描いている白さと現実に可能な白さとの間にギャップがある場合である。

清原や新庄のような異様な白さ(彼らは真っ白いセラミックを被せているのだが・・・)を期待されると困ってしまう。

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議論の最中は、3人の意見に食い違いが生じ、結論を出すのに時間がかかってしまったが、最後は一つの意見にまとめることができた。

しかし、勉強会後に、何故か3人の口から同じ意見が出た。

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それは「自分もホワイトニングしたい。」という意見であった。

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私は、今まで自分の歯にホワイトニングするという発想は全くなかったが、今回の勉強会をしていく中で、私もしてみたいという気持ちになった。

望月先生も戸塚先生も同意見であった。

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今回の勉強会ではっきりしたことは、「黄色い歯より白い歯の方がいい。」ということであった。

当たり前な事ではあるが・・・・・・・・・・・。

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約束通りキッチリ1時間の丸山塾であったが、3人が十分に勉強をしてきての1時間なので、内容は非常に濃かったと思う。

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