母の来院
母が治療に来た。
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問診をすると・・・・
2週間ほど前、急に口が全く開かなくなったらしい。
汁物しか食べられず、
これは困った! ど~~しよ~~?
と考えた結果、母が導き出した答えは、耳鼻咽喉科受診。
(咽喉って感じがしたらしい・・・)
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そこで、顎関節症と診断され、ステロイド他、数種類の内服薬を処方されたそうだ。
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あまり改善がないため、名古屋大学で医師をしている息子(長男:私からすると兄)に電話して、
「ご飯が食べられないんだけど、こ~ゆ~のって何科の医者に行けばいいの?」
と聞いたら、
「それは歯医者だよ!直ぐに誠二の歯医者に行けば!」
「へ~~、これって歯医者なの?」
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という訳で本日、受診。
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日が経ち、自然治癒の方向に向かっており、今日はだいぶ口も開き食事も普通にとれるようになったらしい。
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いわゆる咀嚼筋の筋肉痛、”右側胸鎖乳突筋の筋障害”と診断。
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薬で治る類の病気ではない。
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母は、歯医者は読んで字の如し、”歯”の治療をする所だと思っていたらしい。
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首から顎にかけて痛みがあり口も開けられない
さ~~! 「歯科」か? 「耳鼻咽喉科」か?
と考えれば、母の判断は、あながち間違いとは言えない。
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そろそろ「歯科」という名を変えた方が親切かもしれない。
そ~~~思ってしまった。
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今月、母は75歳になった。
保険証も、「国民健康保険」から、「後期高齢者保険」に変わっていた。
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時代の変化によって、変わるものもあれば、
時代が変化しても、相変わらず全く変わらないものもある。
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人生、いや世の中って、そ~~ゆ~~ものなのだろ~~か?
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果たして、それでい~~~のだろ~~か!!