ルパンとの生活
金曜日からかみさんと息子は、香川県のかみさんの実家に年に一度の帰省。
いつもは私も行くのだが、今回は御前会議において、かみさんがルパンに向かって
「ル~ちゃん、誰とお留守番したいの?大好きなお父さん?そ~~~、お父さん、ルパンがお父さんとお留守番したいって!」
という訳で、一分にも満たない御前会議にて、私がルパンの世話係を拝命された。
.
金・土・日・月・火。
火曜日の夕方にかみさんが戻ってくるまで、ご飯から下の世話までしなくてはいけない。
ルパンと散歩したり、遊ぶのは得意だが、ご飯や下の世話は苦手である。
.
しかし、ど~~せやるなら前向きに楽しんでやることにした。
.
そんな訳で 父子家庭体験が始まった。
.
今日の予定は、昼間にルパンがくたくたになるまで遊ばせ、ぐったりした所で、日が落ちた夕方から30キロのジョギングに出掛けることだ。
明日まで休日なので、今日は体をいじめる事にした。
.
まずは朝トレ。
大学時代を思い出し、ルパンと100メートルダッシュを15本。
ルパンをばてさせるつもりが、私が先にバテテしまい、ルパンはもっと、やろうと言わんばかりに、私の足にしがみついて催促するが15本で終了。
.
昼まで二人でゴロゴロしながら過ごす。
昼過ぎ、散歩に行った後、トレーニングルームで筋トレで1時間程汗をかき、またルパンとまったり。
.
夕方が近づき、ルパンを家の中で、ボールを投げては拾わせるルパンの大好きな遊びを30回ほど繰り返し、ルパン1人での約3時間の留守番タイムに突入した。
.
とは言え心配なので、家から5キロ進んで戻って来る10キロコースを3往復することにした。
.
まずは、玄関前にクーラーボックスを置き、給水・エネルギー補給ステーションとした。
10キロを約1時間かけて走る予定なので、1時間に一回の給水時に玄関を開け、ルパンに声掛けをし、ルパンの安否を確認することにした。
.
玄関を開けた瞬間に、2階のサークル内から、ルパンの切ない鳴き声が聞こえて来る。
.
夕方とは言え、湿度が高く、しめの30キロはかなりハードなトレーニングになった。
.
46歳の老体には、きつかった。
.
夜中も筋肉痛で何回か起きてしまった。
.
私が起きるたびに、足元で寝ているルパンも起きてくれる。
.
く~~~~~~、ルパン、お前は本当にカワウィ~~~ね!