謎の外国人
今朝は3時50分に起床した。
別に牛乳配達のアルバイトを始めた訳ではない。
岐阜県で行われる東海地区空手道選手権大会に審判として参加するためだ。
東海地区は東海4県(静岡、愛知、三重、岐阜)の県大会で各種目上位10人が参加できる大会である。
我が大井川支部より小学生4名、中学生4名が出場した。
結果は形で優勝1名、組手で準優勝2名、3位1名と過去最高の成果をあげてくれた。
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さて、審判の合間の、あれは、確か11時30分頃だったか、トイレに行こうと会場を出ると、ある外国人がニコニコしながら向かって来た。
「ク・ミ・テ・シ・ア・イ・ハ・ゴ・ゴ・カ・ラ・ヤ・ナ~~?」
関西なまりだから、三重県の選手だろうか?
人に物を聞くときは「・・・・・ですか?」だろ~が、と思ったが、
「そ~、午後からですよ。」と人間が出来ている私は紳士に答えた。
「ゴ・ゴ・イ・チ・ジ・ゴ・ロ・カ・ラ・カ?」
「コートによって時間は違うから分からんけど、そのくらいじゃね~の。」
もう紳士に答える気も失せた。(意外と人間の出来ていない私)
「オ・ナ・カ・ス・イ・タ・ヤ・ロ、ゴ・ハ・ン・タ・ベ・ナ・イ・カ・ン・ヤ・ロ?」
そう、たどたどしい日本語を残し、謎の外国人はニコニコしながら去って行った。
「?????????」