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2011年5月25日 (水)

無上意

毎月第3金曜日が院内勉強会の日であるが、今月は診療の都合で今日に変更となった。

今日の発表はデンタルコーディネーターの西山明日香さん。

デンタルコーディネーターとして患者さんに材質や治療の説明時に気をつけていること、また他のスタッフに、材料の違い、適応症の違いなどを約40分のプレゼンで分かりやすくまとめてくれた。

最後に「無上意」と言う言葉でプレゼンをしめた。

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仏典の中に『無上意』と言う言葉があるそうだ。
これは、人様に対して敬愛の心でもって、自分自身がこれ以上出来得ないという心配りの行為をいうらしい。

例えば、誰に対しても、
優しく、いい言葉、いい声で応対をする心を持ち、
接見しても、最高の笑顔と挨拶でお迎えし、
相手方に対して不愉快な思いを抱かせないということを、
自然に身についているようにならなければならない。

『無上意の振る舞い』とは本当に相手の気持ちを
思いやることのできる人の行為、心の豊かさではないだろうか。

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コーディネーターとしての心意気を十分に感じ取ることができた。

 さて、毎回、院内勉強会の最終チェックは院長である私が行い、OKサインが出るまで何回も修正することになっている。

通常は前日ぎりぎりでOKが出ることが多いが、西山さんは2ヶ月ほど前から始め、早め早めにチェックを受けに来てくれたので、先週には早々にOKを出すことができ、私としても安心していられ、昨晩はゆったりとした勉強会前夜を過ごすことが出来た。

これも「無上意」の一環であったのだろう。

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 プレゼンの後は、現在行っている二つのプロジェクトの進行状況をそれぞれの担当の大場知亜紀さん、杉本和香奈さんより報告してもらった。

杉本和香奈さんのプロジェクトは診療や患者さんに影響の出ない節電プロジェクトである。

プレゼン後は、TVの電源をコンセントから引き抜き、ロールカーテンを開け、部屋の電気を消し、

昼食タイムに突入。

いっただきま~~す!

部屋は多少暗くても、みんなの気持ちが明るければ、楽しいじゃん!

がばいばあちゃんの「明るい貧乏」ならぬ「明るい暗い部屋」とでも言っておこう!

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やはり、何事も気持ちが一番大事だということを改めて実感できた。

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