親父の既得権益
今朝8時から、組の川払い(川掃除)と可搬ポンプの点検があり、9時45分に終わった。
帰宅すると2人の息子が、ゴロゴロしながらゲームをしている。
おととい金曜日に、高校入試が終わり、受験勉強から開放され、一日中、ゲームしたり、音楽聴いたりしながらゴロゴロしている。
さすがに金曜日と昨日土曜日は何も言わなかったが、三日目の今日は、かみさんから一言が出た。
「ゴロゴロしていると邪魔だから、掃除や片付けを手伝うか、ルパンを連れて外へ行くか、どっちかにしてちょうだい!」
二者択一である。
それも考える余地の無い二者択一である。
5分後には、我ら男3人とオス1匹は、家から脱出していた。
こ~ゆ~時に限って、我ら男3人の行動は早い。
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身勝手な私は、公園の入り口で、息子2人にルパンを預け、
「1間後に、ここで会おう!」
とだけ言い残し、マジかよ~と言いたげな息子を横目に、自分は1時間のジョギングスタート。
1時間後に約束の場所に戻ると、息子とルパンは楽しそうに(逆の意味で)ベンチに座って待っていた。
中学3年生の男子2人が公園でルパンを預けられ、親父は1時間も帰って来ない、さぞかし楽しい1時間だっただろう!
これも修行である。
「もうちょっと、居るか?」
「も~い~、飽きた。」
「じゃ~帰るか。」
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帰ると言っても、ここで、家には帰らないのが私である。
「次はどこ行くか?」
返事が無い。つまり飽きたから家に帰り自分の好きなことをしたいということだろう。
KYな親父は間髪入れず、少々大きな声で
「じゃ~~、吉田町の公園に行くか?」
「お~。」気の無い返事が返って来た。
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吉田町の公園で、暫くドッグランを楽しむ。
さすがにルパンは早い!
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夕方、家族4人とルパンで静岡に行き用事を済ませ、夜8時30分帰宅。
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今日は汗を一杯かいたので、最後の〆に半強制的に息子を誘い、吉田町の遊湯の里(銭湯)に行って来た。
ほとんどは親父の一方的な訓示みたいなものであったが・・・・・・。
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今日は久しぶりに、息子と長い時間一緒に過ごした。
私的には、非常に楽しい一日であった。
息子も、おそらく同じ気持ち????であったことだろう・・・・・・・・・・・。
しかし、息子が家に居るのもあと3年、親父の既得権益で、今後もたまには息子を身勝手に連れ回そうと思っている。