山椒は小粒でもピリリと辛い
今日は息子の中学最後の運動会。
最後くらい行こうと思ったが、土曜日は診療が混み合うので調整がつかず、結局、中学3年間一度も行くことが出来なかった。残念。
日曜日にしてくれればといつも思うが、土日が休みとなった現在では土曜日でもしょうがあるまい。
さて、運動会と聞くと小学校6年生の運動会を思い出す。
楽しかった思い出より悔しかった思い出の方が脳に深い皺として残るせいか、あの出来事は一生忘れることはないだろう。
今から33年も前のことである・・・・・・・・・・・・・。
当時は確か6年5組まであったので、背の小さい順に並び各クラス1人ずつ5人で50メートル走をおこなっていた。
しかし、しかしである。
先生達は何を考えたのか6年生の運動会では何故か背の高い順に走ることになった。
ま~、低い順でも高い順でもい~だろ~。
しかし、しかしである。
神のいたずらとでも言うべきだろうか?
転向、転入や欠席などがあり、当日は私のクラスの男子だけ他のクラスより1人だけ多かったのだ。
そ~、私だけあぶれてしまったのだ。
そこで、担任の女性の先生から、予想だにしなかった強烈な宣告があった。
「1人になっちゃたから、女子と一緒に走って!」
え~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!
マジっすか!!
両親もカメラ片手にスタンバイしてんのに・・・・・・・・・・・・・・。
もし勝ったとしても嬉しくないし、負けたら悔しいし、どっちに転んでもい~ことなしである。
というか、女子の背が一番高い中にミニバスのキャプテンで学年で一番足が速い女子がいるし、絶対勝てないし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
結局、猛抗議して、無理やり男子に混ぜてもらい、事無きを得た。
ふ~~~~~、あぶない、あぶない、女子に大差をつけられ負ける醜態をさらす所だった。
この事件以来、心にある言葉を秘めて生きる決心をした。
「山椒は小粒でもピリリと辛い」