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2009年12月19日 (土)

大井川支部忘年会

こんばんは、院長の丸山誠二です。

午後6時から魚金にて、日本空手協会大井川支部忘年会が行われた。

元大井川町長の池谷薫会長の挨拶から始まり、浅井指導員の乾杯で忘年会がスタート。

30分ほど経過しお腹が少し落ち着いた所で、今日のサプライズ企画。

来年で、空手教室が誕生し34年、日本空手協会から大井川支部の認可を受けてから丁度30年になる。

檪村惠之介師範がほぼ一人で守り続けてきた支部である。

そこで来年から道着の胸にある文字を 「大井川」 から 師範の名前の一文字をとり「惠空館」 にすることを発表した。当然、父兄や子供たちは誰も知らない。

場を盛り上げるため、浅井先生と相談し私は習字で、浅井先生は新道着を披露することになっている。

昨晩11時、キッチンのテーブルに子供から借りた習字の道具を広げ、書初め用紙に「惠空館」 の文字を気持ちを込めて書き始めた。

かみさんと子供は隣のリビングルームでくつろいでいるようだ。

イメージは小渕さんが発表した 「平成」 の文字である。

なかなか上手くいかない。あっと言う間に20枚を超える。

さらに黙々と書き続ける。

時計を見ると2時間が経過し、既に1時を回っている。

どんな文字がいいのか分からなくなって来た。

同じ文字を書き続けると、変な文字に見えてくる。

こうなると限界である。

明日も診療があるので、中でも一番と思われる一枚を残し、乾くまでの間、風呂に入ることにした。

体中墨だらけである。

湯船にゆっくり浸かり、手の皺と皺の間についた墨をとる。

癒しの時間である。

風呂から上がり、2時間以上かけた自分の作品を見にキッチンへ足を進める。

・・・・・・・・・????

一枚しかない筈の 「惠空館」 と書いた紙が3枚に増えている。

しかも真ん中の2枚は私の字ではない。

私の書いた作品は一番端に置かれている。

かみさんの字である。

私が風呂に入っている10分程の間に書いたのだろう。

費やした時間はおそらく私の20分の1くらいだろうか。

しかも私よりも上手である。

し・か・も、私は小学校の6年間週に2回習字を習っていたが、かみさんは習ったことがない。

こんなことってあっていいのか・・・・・・・世の中は非情である。

 そして、いよいよ披露の瞬間が来た。

「新しい名前は、惠空館です。」

バサッと書初め用紙を披露。

お〜!誰が書いたんですか?

「かみさんです。」

(私の方が努力したのに・・・・・・・)

その後、浅井先生が新道着を来て登場。

来年は、気持ちを新たに大井川支部 惠空館道場 の益々の発展のために貢献していくことを皆で誓った。

 サプライズ企画の後は、父兄が考えてくれた、ゲームで子供たちは大いに喜んでくれたと思う。

最後は空手らしく円陣組んで、騎馬立ちからの正拳突き10本でしめた。

 ここからは師範と一般の部の7人で2次会、3次会へと駒を進2めた。 31