焼津みなとマラソン出場
今晩は、院長の丸山誠二です。
川野先生、時森先生と朝8時にまるやま歯科駐車場に集合し、私の車で焼津港に向かった。釣りに行ったわけではない、焼津みなとマラソンに参加するためだ。8時30分には手続きも終わり、あとはスタートを待つだけであるが、私が走るハーフ(21.1キロ)は11時スタートである。2時間30分もあるではないか。あまりに暇なので、ランナーズ専門ショップの出店で時間をつぶすことにした。さすがは専門店、購買意欲をそそる物がたくさんある。見ていると、真っ赤の上下のランニング着が目に入って来た。燃える闘魂の赤である。これを着れば闘魂が注入されるかも知れない。(そんな訳ある筈もないが・・・)これ着て走りてー!
3週間前に足を痛めてしまい、ここ3週間は全く走ることができず不安一杯の精神状態である。少しでも気持ちを盛り上げ練習不足を気持ち・気合でカバーるため、本物志向の赤のランニング着で走ることにした。半袖、半ズボンで走るつもりで用意してきたが急遽変更することにした。
外見一流、実力五流の完成だ。(これでいーのだ。)
10時より30分以上、入念にストレッチを行い、スタート地点へ移動した。
制限時間は2時間10分である。30分で5キロを走るペースである。ランナーからすれば決して早くない速度であろうが、私にはかなりきついハイペースである。
いよいよスタート!
遅い集団の中に入り走ることにした。
5キロ通過、すでに足がつりそうである。時計を見ると24分50秒、オーバースピードである。10キロ通過時点で54分15秒、快調と言うべきか、オーバーペースというべきか、ハーフ初体験の私には分からない。体の異変に気付いたのは折り返し地点から1キロほど過ぎた頃だった。足が前に出ない。まだ10キロも残っているのに・・・・。ペースはガクッと落ちたが気合で走り続けた。しかし14キロの地点でブレーカーが落ちたようにさらに足が動かなくなったしまった。そーか、燃料切れだ。ビニール袋に入れ短パンに引っ掛けておいた「ブドウ糖」を二欠片口にした。暫く、「前に!前に!」と自分に言い続け、歩いているのか走っているのか分からない速度で前進した。この間に何十人に抜かれたか分からないくらい情けないくらい多くのランナーに抜かされた。20分くらいすると、不思議なくらい足の筋力が戻ってきた。「恐るべし、ブドウ糖」「ありがとう、ブドウ糖」「ありがとう、かみさん」。
実は昨日かみさんが、ブドウ糖をビニール袋にいれ、「エネルギーが切れてきたらこれをかじりな」と用意してくれたのだ。走っている最中、口の中が粘々した状態でも、ブドウ糖はひんやりしていてかつスーっと溶け非常によい!感謝!感謝!
皆さんの声援を受け、2時間4分8秒、407位でゴールすることができた。
麻生歯科のスタッフも10名以上走り、レース後にも関わらず沿道で何回も応援してくれた。最後の苦しい時も「まるやま先生、頑張って!」という声援から”仙豆”に匹敵するパワーを頂いた。本当にありがたかった。
レース終了後も麻生歯科のスタッフが用意してくれた、豚汁、おにぎり、焼きそばなどを頂いた。
今日も麻生歯科スタッフより、心からのおもてなしを受け涙が出るほどうれしかった。
川野先生、時森先生も私に付き合い10キロを完走してくれた。歯科医師も健康第一だから、これに懲りずに、また走りましょう!