中学入試
今晩は、院長の丸山誠二です。
朝6時30分かみさんの声で私は目覚めた。長男は珍しく既に起きていた。次男はいつもと同じく5分程してから、ゆっくりと起きて来た。相変わらずマイペースである。しかし何となくいつもとは違う朝である。それはそうである。今日は双子の子供の人生初、我が家にとっても初めての入学試験の日なのだ。
昨晩は、合格を祈願し墨で達磨の左目を入れたが、墨が乾く前に立ててしまったため墨が垂れて涙を流しているようになってしまった。何か縁起が悪そうなので、乾いてから修正してみた。慣れない墨なんか使わずに油性マジックにすればよかったかなー。
窓を開けると、少し雨が降っていた。かみさんと相談した結果、私が中学の試験会場まで車で送って行くことになった。車の中で子供に「どうだ緊張してるか?」と聞くと二人とも「全然。」だそうだ。親の方がそわそわしていた。
校門の前では息子が通っている塾の先生が10人ほど青いウィンドブレーカーを着て、塾生一人一人に声を掛けていた。先生も気合が入っているなーと感心した。
試験は9時15分開始、11時終了だ。私は診療中、時計を何回も見てしまった。親になっって初めて親の気持ちが分かった一日だった。