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2007年9月24日 (月)

キャッチボール

 こんばんは、院長の丸山誠二です。

 久しぶりに息子とキャッチボールをした。来月「焼津・大井川町陸上競技会」にソフトボール投げの選手に長男が選ばれたと聞いたからだ。

 野球をしている訳でもなく、キャッチボールも年に数回やるくらいなのに、野球スポーツ少年団の子も抜いて学年で1番だったようだ。

 私は陸上競技会などというものには縁遠い人間であり、学校代表として出場する選手は特別な人間だとばかり思っていたので、本当にびっくりである。

 かみさんは、小・中学生の頃は、陸上から水泳まで、全て選手として出場していたというので、たぶんかみさんの遺伝子が受け継がれたのだろう。

 とりあえず、長男の実力を計るためにキャッチボールをすることにした。想像していた以上に強い球を投げるではないか。

 ここで負けるわけにはいかない。負けず嫌いの癖が出始めてしまった。

肩を慣らした後、

「思いっきり遠くへ投げて見ろ!」道路に出て、息子にこう言った。

「分かった!」と息子。

息子が投げたボールは私の目の前に落ちた。

「おー、結構投げるなー!」褒める私。

「お父さんもそこから投げて!」と息子。

ほんの一瞬の沈黙の後

「思いっきり投げると後ろの家に入っちゃうから八分くらいの力で投げるわ!」と万が一届かなかった場合の布石を打つ卑怯な私。

軽く深呼吸した後「行くぞー!」と、渾身の一投。

何とか届いた。フー!

普段なら届かなかったかも知れない。

いや届かなかったにちがいない。

きっと男親としてのプライドが届かせてくれたのだろー。

今日の時点では五分と五分であった。

『上昇中の息子』に対し『降下中の私』。

次回の勝負の日が恐ろしい。

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