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2007年6月10日 (日)

東海地区大会

 こんばんは、院長の丸山誠二です。

 今朝は5時に起床し、「岐阜メモリアルセンター で愛ドーム」 で開催された 「第50回東海地区空手道選手権大会」に審判員として参加して来ました。

 岐阜メモリアルセンターは中央に大型テレビモニターがあり、なかなかしゃれた体育館でした。

 東海地区大会は静岡、愛知、三重、岐阜の東海4県の各県大会でベスト8に入った選手だけが出場できる大会です。

 我が大井川支部からは中学生4人が出場し、中学3年男子組手の部では県大会に続き優勝に輝きました。

 県大会が終わってから、この東海地区大会さらには全国大会に向け、特訓してきた「前蹴り」が要所要所で決まり、会心の優勝でした。2_19

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 もう一つ、今日は歯科医師としての仕事もして来ました。

 組手試合ではマウスピースは着用しているものの、当りが強いとやはり、歯が脱臼したり、折れてします。今日も高校生男子の組手試合で、前歯が2本折れてしまった選手がいました。大会ドクターとして外科医はいますが、空手の大会に歯科医師はいません。

 そこで心配した本部長が私の所に相談に来ました。大会ドクターとの間では、近くに日曜日にやっている歯科医院はないし、本人もそれほど痛がっていないので、明日、かかりつけの歯科医院に行くように話しがついていたようでした。

 しかし脱臼や外傷歯は、時間が勝負です。脱臼に関しては、脱臼後30分以内の整復が理想であり、破折に関しても、早いほど助かる確率は高くなります。

 そこで、携帯電話で朝日大学歯学部の付属病院に電話し、内容を簡潔に話し、すぐ搬送しました。約2時間後に本人と会った時は、しっかりと整復固定されており、一安心しました。

 空手の大会で初めて歯科医師として役に立つことができました。