会津に行った事
去年の今頃、法事のため初めて会津に行った。 行く二ヶ月位前に「壬生義士伝」と言う 東北の下級武士が妻子を食べさせるため藩を脱藩し、新撰組に入るという本を読んでいったためか、新撰組の御膝元と云うべき会津市は非常に魅力ある町だった。最近キムタク主演の「武士の一分」など幕末の東北の下級武士の話がよく映画になっているが、今の先が見えない時代と幕末は、似た時代であるため、みんながこの時代の侍たちに共感し、ショボイ侍がヒーローになっていると思う。自分自身もスーパーマンのような技工士とは程遠いためか、これらの庶民的な侍たちが非常に身近に感じられた。最近少し元気が無い、なんて人が居たら是非「壬生義士伝」、お勧めです。
歯科技工士 杉山禎宣